Data Formats•
2026-02-16
•9 min
•alltools.one Team
yamljsondata-formatsconfigurationcomparison
YAML vs JSON:どちらのデータフォーマットを使うべきか?
すべての開発者がいずれ直面する選択です:YAMLかJSONか?答えは、何を構築しているか、誰がファイルを読むか、そしてどのように処理されるかによって異なります。
どちらのフォーマットも構造化データを表現しますが、人間の可読性と機械的なシンプルさの間で大きく異なるトレードオフを持っています。
簡易比較
| 特徴 | JSON | YAML |
|---|---|---|
| 人間の可読性 | 良い | 優れている |
| コメント | サポートなし | サポートあり |
| データ型 | 6つの基本型 | 豊富な型システム |
| インデント | 波括弧と角括弧 | 空白が意味を持つ |
| パース速度 | 高速 | やや遅い |
| ファイルサイズ | 大きい(波括弧、引用符) | 小さい |
| エラーの起きやすさ | 少ない(明示的な区切り文字) | 多い(インデントエラー) |
JSONを使うべき場面
JSONはマシン間通信に優れています:
- APIとWebサービス — ユニバーサルなデータ交換フォーマット
- JavaScriptアプリケーション —
JSON.parse()によるネイティブパース - ツール連携の設定 —
package.json、tsconfig.json - データストレージ — MongoDB、Elasticsearch、多くのデータベースがJSONをネイティブに使用
JSONフォーマッターとJSONバリデーターでJSONの整形と検証ができます。
YAMLを使うべき場面
YAMLは人間が編集する設定ファイルに最適です:
- Docker Compose —
docker-compose.ymlでのサービス定義 - Kubernetes — Pod、Service、Deploymentマニフェスト
- CI/CDパイプライン — GitHub Actions、GitLab CI、CircleCI
- アプリケーション設定 — 人間が編集する設定ファイル
YAMLエディターとYAMLバリデーターでYAMLの編集と検証ができます。
構文の比較
JSON:
{
"database": {
"host": "localhost",
"port": 5432,
"credentials": {
"username": "admin",
"password": "secret"
}
}
}
YAML:
database:
host: localhost
port: 5432
credentials:
username: admin
password: secret
YAML版はより短く、シンプルな文字列に引用符がなく、波括弧もありません。ただし、インデントを1つ間違えるとすべてが壊れます。
フォーマット間の変換
フォーマットを切り替える必要がありますか?YAML to JSON変換ツールで即座に変換できます。逆方向の変換も同様に簡単です。
よくある落とし穴
YAMLの注意点
- インデントエラー — タブは使用できず、スペースのみ
- 予期しない型変換 —
yes、no、on、offがブール値になる - 複数行文字列 — 複数の構文(
|、>、|-)が混乱を招く
JSONの注意点
- コメントなし — JSONCを使用するか、メタデータを別の場所に配置
- 末尾のカンマ — 厳密なJSONでは無効
- 設定には冗長 — シンプルな設定でも多くの引用符と波括弧が必要
YAMLリンターを使って、デプロイ前にインデントと構文の問題を検出しましょう。
よくある質問
YAMLをAPIに使えますか?
技術的には可能ですが、JSONが標準です。YAMLはAPIに不要なパースの複雑さと曖昧さを追加します。
YAMLはJSONのスーパーセットですか?
YAML 1.2はJSONのスーパーセットとなるよう設計されており、有効なJSONは有効なYAMLでもあります。ただし、実際にはエッジケースが存在します。
パースが速いのはどちらですか?
JSONは文法がよりシンプルなため、パース速度が大幅に高速です。APIレスポンスではこれが重要になります。一度だけ読み込む設定ファイルでは重要ではありません。
関連リソース
- YAMLシンタックスチュートリアル — YAMLを基礎から学ぶ
- JSONフォーマットのベストプラクティス — より良いJSONを書く
- YAMLエディター — YAMLをオンラインで編集・検証
- JSONフォーマッター — JSONの整形と美化